介護が始まってから、ずっと気になっていたことがありました。
父が毎日ちゃんと起きているか、薬を飲んでいるか、食事をしているか。
離れて暮らしているとなかなかわかりません。
LINEで家族グループを作っていましたが、雑談や連絡事項は送れても、毎日の生活確認を全部LINEでやるのは難しい。
そこで2つの解決策を作りました。
みまもりアプリとLINEスタンプです。
アプリ開発はジェーン・スーさんの書籍を読んだことがきっかけ
アプリを作ろうと思ったきっかけのひとつに、ジェーンスーさんの書籍「介護未満の父に起きたこと」があります。
この本を読んで、離れて暮らす親の変化に気づきにくいこと、介護認定を受けるほどではないけれど心配な「介護未満」の状態がいかに見えにくいか、ということにとても共感しました。
まさに我が家の父がそうだったんです。
ジェーンスーさんの本を読んで「じゃあ私には何ができるか」と考えたとき、ちょうどClaude Codeを使い始めていたので「ちょっとやってみよう」と思い立ちました。
同じような状況の方にぜひ読んでほしい一冊です。
実際にどのように作ったか
こういうアプリを作りたい、とClaude Codeに入力して、叩き台を最初に作ってもらい、機能を追加したり、修正したり、何度もやり取りをしてやっと以下の画像のような形になりました。
プログラミングには全く縁のない私でも、Aiにわからないことを聞きながらやりとりしたらなんか出来てしまいました。すごい時代が来ましたね。

アプリの機能
生存確認:父がアプリを開くだけで、子供側に「生存確認OK」と表示されます。
今日のミッション:ストレッチ・可燃ゴミ出しなど、子供側でやってほしいことを入力して、父がチェックボタンを押すとわかる仕組み。全部完了すると紙吹雪が出ます🎉
今日の投薬記録:朝・昼・夜それぞれの服薬確認ができます。薬を飲んだらチェックボタンを押すだけです。
今日の食事:見守られる側(父)が写真をアップして記録できます。父が何を食べているか心配だったのでこの機能をつけました。
今日の予定:カレンダー機能で予定を共有できます。父の通院やデイサービスの日程を子供側で入力しています。
家族チャット:家族間でメッセージのやりとりができます。
Apple Storeで販売するアプリにしなかった理由
完全なアプリにしようとすると契約や保守・アップデートも自分で責任を持ってやらないといけなくなります。
家族だけで共有できればいいので、WEBアプリとして作りました。
私が父のiPhoneにセットアップして、トップ画面に設置するところまでやりました。
現状と課題
最初のうちはアプリを開くくらいはできていましたが、投薬チェックや食事の写真UP(3食)は難しいようで、まだ使いこなせていません。
一度ログアウトしてしまうと父にはもうログインは無理なので、その辺りは今後の課題です。
将来的にはApple Storeで販売していけたらなと思っています。
見守りLINEスタンプを作った
アプリと並行して、もうひとつ作ったものがあります。
見守る側と見守られる側、2種類の見守りLINEスタンプです。離れて暮らす親を気遣う言葉、それに対して親が簡単にスタンプだけで返事ができる言葉を集めました。
ChatGPT・Gemini・Claude・Canvaを駆使して作りました。
作り方もClaude Aiにチャットで相談しながら、画像はChatGPTとGeminiメインで作って、
背景透過やPNGダウンロードなどはCanvaで作りました。
見守る側:うさぎの優しい声かけスタンプ他


「まかせて!」「いつもありがとね」「大丈夫大丈夫」「明日もがんばろ〜」など16種類。
離れて暮らす親への、やさしい気持ちを伝えられるスタンプです。
親ですから喧嘩したり険悪なムードの時もありますよ。そんな時も無視はできない。だからこそのギリギリのスタンプです。
自分も疲れて親への細かな文字を打つ気持ちの余裕がない時でも、
このスタンプひとつだけでも送ることができます。
見守られる側:ペンギンの安心報告スタンプ

「今起きたよ」「薬飲んだよ」「ゴミ出したよ」「病院行ってくるね」など16種類。
親が子供たちに今日の状況をスタンプで報告できる仕組みです。
お値段
各スタンプ約120円。
父へのプレゼントとして贈りました😊
妹も購入してくれて家族で使っています。
まとめ
同じ境遇の方へ
今回ジェーン・スーさんの書籍「介護未満の父に起きたこと」を読んで、離れて暮らす親を見守ることの難しさや、そのコツや方法についてとても勉強になりました。
同じような境遇の方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
このみまもりアプリとLINEスタンプも、ジェーン・スーさんの本を読んで共感した私と似た境遇にある方に使っていただけたら嬉しいと思って作りました。
みまもりアプリはApple Storeでの販売ではないので、残念ながら今すぐ使っていただくことは難しいのですが…
LINEスタンプはぜひ使ってみてください!
見守る側のうさぎスタンプと、見守られる側のペンギンスタンプ、セットで使うと離れて暮らす家族とのやりとりがちょっと楽しくなりますよ😊
介護が始まって、離れて暮らす親の状況がわからない不安を少しでも解消しようと動き始めた結果、アプリ開発とLINEスタンプ販売まで辿り着きました。スタンプはバリエーションも随時増やしていっていますので、ぜひ使ってみてくださいね。
介護はまだまだ続きますが、テクノロジーをうまく使いながら乗り越えていこうと思っています。
同じように離れて暮らす親の見守りに悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです😊
次回Vol.3では、父の現状把握についてお届けします。
それでは、まったね〜〜〜



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